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■型取り
今作は競技用エアガンの画像をネットで拾い、グリップ形状をトレースして図面に起こしました。印刷した図面をスプレー糊でMDFに貼付け、バンドソーで切出します。厚みが必要だったので、12mmと9mmの板を木工用ボンドで接着します。
■芯材
MDFはビスが効きにくいので、両側からそれぞれ芯材のアルミにビス止めします。
隠れて見えなくなる部分なので、色はバラバラw
持ち運び時にグリップを簡単に取り外せるような切込み加工になっています。
■仮組み
まだこの状態では、分厚くてまともに握る事さえ出来ないw
厚さは合計で45mm。
ここから自分の手に馴染む形状にするべく、削出しの作業を行います。
■使用工具
ディスクグラインダーに#60のペーパーを付けて削っていきます。角が減ってしまったペーパーは削りにくいので×。また激しくホコリが巻き上がるので要マスク&ゴーグル。
家の中での作業は、とんでもない事になりますのでお薦めしません。
■削り出し
MDFに対し荒いペーパーでの作業は、切削力があり過ぎるほどなので、体力は要りませんが、神経を要します。少し削っては、握って当り具合を確かめる、、を何回も繰り返します。うっかり削り過ぎても元には戻せないので慎重に。
■削り仕上げ
粗削り後、表面を紙ヤスリで滑らかに整えます。最終的に#240以上で仕上げると、塗装後、表面がツルツルで綺麗に出来上がりますが、あえて#80でお終いに。すると塗装後も僅かにザラザラしていて滑り難くなるのです。(たんに面倒なだけという理由もあるw)
■塗装
粗めのヤスリで仕上げると、MDFは塗料を吸ってしまい、なかなか色が付きません。ですが“アクリルシリコン樹脂塗料”で刷毛塗りすれば1度塗りでも十分に色が付きます。僕はこれを塗装下地として、その上から好みの色のスプレーで最終的な塗装を行っています。
■MDF加工のまとめ
・ビスが効かず柔らかいので、銃身・フレーム・機関部パーツには向かない。
・成型板なので木目がなく、風合いのある仕上げにはならない。
ニス仕上げのメリットは無く、ウッディーな雰囲気は醸し出せない。
・木よりも割れたり欠けたり反ったりという心配は少ない。
ただし、表面は塗装でコーティングを施すことが望ましい。
・ディスクグラインダーとの相性が良く、粗目のペーパーなら
焦げることなく、アッという間に成形が出来てしまう。
・切削加工をすると、なんかイイ匂いがする。
・加工し易いクセに、値段も安い。非常にありがたい。
∴加工が楽なMDFは、立体的な削りを要するグリップの材料に最適。
今作は競技用エアガンの画像をネットで拾い、グリップ形状をトレースして図面に起こしました。印刷した図面をスプレー糊でMDFに貼付け、バンドソーで切出します。厚みが必要だったので、12mmと9mmの板を木工用ボンドで接着します。
■芯材
MDFはビスが効きにくいので、両側からそれぞれ芯材のアルミにビス止めします。
隠れて見えなくなる部分なので、色はバラバラw
持ち運び時にグリップを簡単に取り外せるような切込み加工になっています。
■仮組み
まだこの状態では、分厚くてまともに握る事さえ出来ないw
厚さは合計で45mm。
ここから自分の手に馴染む形状にするべく、削出しの作業を行います。
■使用工具
ディスクグラインダーに#60のペーパーを付けて削っていきます。角が減ってしまったペーパーは削りにくいので×。また激しくホコリが巻き上がるので要マスク&ゴーグル。
家の中での作業は、とんでもない事になりますのでお薦めしません。
■削り出し
MDFに対し荒いペーパーでの作業は、切削力があり過ぎるほどなので、体力は要りませんが、神経を要します。少し削っては、握って当り具合を確かめる、、を何回も繰り返します。うっかり削り過ぎても元には戻せないので慎重に。
■削り仕上げ
粗削り後、表面を紙ヤスリで滑らかに整えます。最終的に#240以上で仕上げると、塗装後、表面がツルツルで綺麗に出来上がりますが、あえて#80でお終いに。すると塗装後も僅かにザラザラしていて滑り難くなるのです。(たんに面倒なだけという理由もあるw)
■塗装
粗めのヤスリで仕上げると、MDFは塗料を吸ってしまい、なかなか色が付きません。ですが“アクリルシリコン樹脂塗料”で刷毛塗りすれば1度塗りでも十分に色が付きます。僕はこれを塗装下地として、その上から好みの色のスプレーで最終的な塗装を行っています。
■MDF加工のまとめ
・ビスが効かず柔らかいので、銃身・フレーム・機関部パーツには向かない。
・成型板なので木目がなく、風合いのある仕上げにはならない。
ニス仕上げのメリットは無く、ウッディーな雰囲気は醸し出せない。
・木よりも割れたり欠けたり反ったりという心配は少ない。
ただし、表面は塗装でコーティングを施すことが望ましい。
・ディスクグラインダーとの相性が良く、粗目のペーパーなら
焦げることなく、アッという間に成形が出来てしまう。
・切削加工をすると、なんかイイ匂いがする。
・加工し易いクセに、値段も安い。非常にありがたい。
∴加工が楽なMDFは、立体的な削りを要するグリップの材料に最適。
おススメですぜ。d( ̄∀ ̄*)
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MDF
いつかゴム銃のグリップに使ってみようと思い購入してあったのですが、MDFを自分が使ったのは電子機器組立検定で回路束線を作成する時の釘打ち台くらいで(ちょっとマニアックな話で解る人にしか解らないでしょうが。。。)今回の記事はとても参考になります。
アクリルシリコン樹脂塗料は初耳なのですがそこいら辺で売ってますでしょうか?
アクリルシリコン樹脂塗料は初耳なのですがそこいら辺で売ってますでしょうか?
Re:MDF
ぜひMDFでグリップ作ってみて下さい^^
僕は車のスピーカー用インナーバッフルボードを作った時にMDFを購入。で、ゴム銃のグリップを作る時、たまたま余っていたのを使った事がキッカケでした。削るとクッキーの匂いがするので好きですw
このシリコンタイプ?の水性塗料は最近、急速に見かけるようになりました。どこのホームセンターでも売っていると思います。ちなみに僕が使っているのは、コレの黒です↓
http://www.kanpe.co.jp/products/168/index.html
使い勝手がいいので別の色も購入しようと思っています。
僕は車のスピーカー用インナーバッフルボードを作った時にMDFを購入。で、ゴム銃のグリップを作る時、たまたま余っていたのを使った事がキッカケでした。削るとクッキーの匂いがするので好きですw
このシリコンタイプ?の水性塗料は最近、急速に見かけるようになりました。どこのホームセンターでも売っていると思います。ちなみに僕が使っているのは、コレの黒です↓
http://www.kanpe.co.jp/products/168/index.html
使い勝手がいいので別の色も購入しようと思っています。
無題
昨日はお世話になりました。
頂いた銃のグリップが私の手にジャストフィット?なので、どうして作るんだろうと、チャンピオンに相談したところ、こちらを紹介されてやってきました。
本文でよく判りましたので次回挑戦します。
頂いた銃のグリップが私の手にジャストフィット?なので、どうして作るんだろうと、チャンピオンに相談したところ、こちらを紹介されてやってきました。
本文でよく判りましたので次回挑戦します。
Re:無題
こちらこそ昨日もお世話になりました。前回教えて頂いたレーザー発光モジュールを装備した銃で、MB・FSでは満足のいく成績を収められましたのもBAKUさんのお陰です^^
MDFは皆さんがお使いの木に比べ、美しさでは劣りますが加工はやり易いと思います。次の大会も精巧な作品を拝見させて頂くことを楽しみにしています。僕も次の銃作り、頑張ります(^^ゞ
MDFは皆さんがお使いの木に比べ、美しさでは劣りますが加工はやり易いと思います。次の大会も精巧な作品を拝見させて頂くことを楽しみにしています。僕も次の銃作り、頑張ります(^^ゞ
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