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『ベルクート』──ロシア語で狗鷲(イヌワシ)という名のゴム銃は、
楕円形のアルミ形材を用いてデザインされた単発銃のコンセプト機として誕生し、
後にハイエンドユーザー向け競技用精密射撃モデルとして11号機まで生産される。
また、日本ゴム銃射撃協会の上位ランカーが扱う銃として確固たる地位を築いた。
その初代の誕生から3年、満を持して後継機が完成。
『ベルクートmk-II』
B e r k u t mk-II
初代の設計を一から見直し、無駄な装飾は一切排除。
ゴム銃競技の静標的射撃に適した構造とバランスを徹底追及。
より洗練されたフォルムと初代を凌駕する性能を有し、二代目が今、大空へ飛び立つ。
▽
■主要諸元
瞬間解放式単発銃
≪標準バレル・オープンサイトモデル≫
銃身長:240mm / 銃全長:295mm
銃全高:110mm / 重量:約355g
使用素材:アルミ(フレーム) MDF板(グリップ)
ステンレス(トリガー・ホールドフック・他)
写真(上)は初代ベルクート2号機。同じ銃身長で比較すると新型の方が若干コンパクトな印象。写真(下)は新型の2号機。レーザーサイトのスイッチが銃身下部にある。
■機関部の仕組み
初代が輪ゴムを銃身に挟んで掛けるタイプだったのに対し、新型は輪ゴムを銃身の上に乗せるタイプ。射程圏内での抜群な直進安定性と集弾率を誇る。ホールドフックをなるべく後部に配置させる為、トリガーとの間にシアーを介し、1本の引きバネが各部の復帰力となるモノ・スプリング構造を採用。(初代はいわゆる重力復帰式だった。)
■多様な使用素材
機関部周辺のフレームには3mm厚のアルミフラットバーを使用。銃身部はアルミ角パイプと凹の字の角を丸めたようなアルミ形材を組み合わせて形成。この形材は最厚で6mmもあり、銃身部は幅が22mmにも及ぶ。高密度な構造により、しなり変形を抑制する高剛性ボディを実現。
また、ホールドピン・ホールドフック・トリガー・シアーは滑らかな動作と耐摩耗性に優れたステンレス製に。手作業でステンレスをこんな形にするのはとても大変です^^;
■オープンサイトの1号機
試作機として最初に作られたのはスタンダードな照準器を搭載した銃身長27cmのロングバレルタイプ。発射機構は初代ベルクートよりもむしろKAZKIN2120フラッグシップ機の『グリフォンmk-II』と共通する部分が多く、その命中精度は折り紙付き。
ゴム銃の場合、銃身上部は射出された輪ゴムが通過するため、実銃のような照星や照門が作りにくい。その為、一風変わったオープンサイトが採用されてる。
左画像はオープンサイトを用いたエイミングの要領を図解したもの。なお、標的の大きさと射程距離は日本ゴム銃射撃協会の公式競技の1種目フライシュートと同等。
認識しやすい蛍光ピンクのフロントプレートが、リアプレートにちょうど隠れて見えなくなった状態が、目線と銃身が一直線上になった印し。その先に標的を合わせる感じで撃てば当たります。あとは腕次第!?
■レーザーサイトの2号機
銃身長24cmの標準バレル。銃身内部から照射されるレーザーポイントを直接、標的に合わせるだけの直感的なエイミングが行える為、誰にでも扱いやすいタイプ。日本ゴム銃射撃協会の公式競技でも使用は制限されておらずレーザーサイト愛用者も多い。ただ会場に居合わせたチビッ子から「あれ、ズルい!」などの非難を浴びることは予め覚悟しておく必要があるw
レーザー発光モジュール、スイッチ、電池は銃身に使われている角パイプ内に集約。その為、グリフォンのようなトリガー連動でON-OFFは出来ないが、作り易さが格段に向上している。使用電池CR2032の交換は銃身左側のパネルを外して行う。レーザー照射のON-OFFは銃身下部のロッカスイッチで行う。(左画像はスイッチがやや見えにくいので、主要諸元の写真も参考に。)
■ダットサイトの3号機
ダットサイト(またはドットサイト)は覗き込むと、ハーフミラーに光の点が投影されていて、それに標的を合わせて狙う照準器。レーザーサイト同様、日本ゴム銃射撃協会の公式競技での愛用者は多い。レーザーサイトの場合、第三者にどこを狙っているのかバレるが、ダットサイトにはそれがない。また公式種目コインペンドラムなどの小さく動きが激しい標的の場合、レーザーサイトでの追尾はやり難く、こちらの方が相性が良い。
3号機は銃身長27cmのロングバレルタイプ。輪ゴムの通り道を避ける為、ダットサイトはホールドフックよりも後部に配置しなくてはならず、フレームを後に延長させる専用のマウントを装着しその上に搭載する。比較的小型なサイトを使用しても銃全長がサブマシンガンに匹敵するため、持ち運びがやや不便ではある。
■ショートバレルの実験機
銃身長12cmのショートバレルタイプ。2号機の銃身だけを挿し換えて作ったお試しモデル。一般的な輪ゴム(#16 内径38mm)を装填して飛ばすには、短すぎて十分な威力も精度も得られない。
見た目のバランスは作者的に好みなのだが、競技では使うにはやっぱり無理がある。
■作品紹介ムービー
『ベルクートmk-II』の射撃シーンや装填方法を動画に収めました。
4号機以降は完成後、オークションにて販売いたします。
※手作り品ですので、加工中についた小さな傷があったり、切り口の処理に(良く言えば)人の温もりがございます。 細かな部分が気になる方の入札はご遠慮頂くことをお勧めします。オークションでは「中古品」扱いにしております。
●落札御礼!
標準バレル・オープンサイトモデルのベルクートmk-II 4号機はコチラ。
↓
オークションは終了しました。
ご購入に関する詳細はコチラ。
↓
【KAZKIN2120製 作品販売ブース】
詳しい使用方法をお知りになりたい方はコチラ。
↓
【R.B.GUN オンラインマニュアル】
輪ゴム銃 輪ゴム鉄砲 ゴム銃 ゴム鉄砲 自作 DIY 製作 アルミ ステンレス 作り方 販売 銀狼 公式競技 ゴム銃競技 精密射撃 ベルクート mk-II シルバーウルフ Berkut KAZKIN2120 KAZKIN2120 R.B.GUN R.B.GUN
瞬間解放式単発銃
≪標準バレル・オープンサイトモデル≫
銃身長:240mm / 銃全長:295mm
銃全高:110mm / 重量:約355g
使用素材:アルミ(フレーム) MDF板(グリップ)
ステンレス(トリガー・ホールドフック・他)
写真(上)は初代ベルクート2号機。同じ銃身長で比較すると新型の方が若干コンパクトな印象。写真(下)は新型の2号機。レーザーサイトのスイッチが銃身下部にある。
■機関部の仕組み
初代が輪ゴムを銃身に挟んで掛けるタイプだったのに対し、新型は輪ゴムを銃身の上に乗せるタイプ。射程圏内での抜群な直進安定性と集弾率を誇る。ホールドフックをなるべく後部に配置させる為、トリガーとの間にシアーを介し、1本の引きバネが各部の復帰力となるモノ・スプリング構造を採用。(初代はいわゆる重力復帰式だった。)
■多様な使用素材
機関部周辺のフレームには3mm厚のアルミフラットバーを使用。銃身部はアルミ角パイプと凹の字の角を丸めたようなアルミ形材を組み合わせて形成。この形材は最厚で6mmもあり、銃身部は幅が22mmにも及ぶ。高密度な構造により、しなり変形を抑制する高剛性ボディを実現。
また、ホールドピン・ホールドフック・トリガー・シアーは滑らかな動作と耐摩耗性に優れたステンレス製に。手作業でステンレスをこんな形にするのはとても大変です^^;
■オープンサイトの1号機
試作機として最初に作られたのはスタンダードな照準器を搭載した銃身長27cmのロングバレルタイプ。発射機構は初代ベルクートよりもむしろKAZKIN2120フラッグシップ機の『グリフォンmk-II』と共通する部分が多く、その命中精度は折り紙付き。
ゴム銃の場合、銃身上部は射出された輪ゴムが通過するため、実銃のような照星や照門が作りにくい。その為、一風変わったオープンサイトが採用されてる。
左画像はオープンサイトを用いたエイミングの要領を図解したもの。なお、標的の大きさと射程距離は日本ゴム銃射撃協会の公式競技の1種目フライシュートと同等。
認識しやすい蛍光ピンクのフロントプレートが、リアプレートにちょうど隠れて見えなくなった状態が、目線と銃身が一直線上になった印し。その先に標的を合わせる感じで撃てば当たります。あとは腕次第!?
■レーザーサイトの2号機
銃身長24cmの標準バレル。銃身内部から照射されるレーザーポイントを直接、標的に合わせるだけの直感的なエイミングが行える為、誰にでも扱いやすいタイプ。日本ゴム銃射撃協会の公式競技でも使用は制限されておらずレーザーサイト愛用者も多い。ただ会場に居合わせたチビッ子から「あれ、ズルい!」などの非難を浴びることは予め覚悟しておく必要があるw
レーザー発光モジュール、スイッチ、電池は銃身に使われている角パイプ内に集約。その為、グリフォンのようなトリガー連動でON-OFFは出来ないが、作り易さが格段に向上している。使用電池CR2032の交換は銃身左側のパネルを外して行う。レーザー照射のON-OFFは銃身下部のロッカスイッチで行う。(左画像はスイッチがやや見えにくいので、主要諸元の写真も参考に。)
■ダットサイトの3号機
ダットサイト(またはドットサイト)は覗き込むと、ハーフミラーに光の点が投影されていて、それに標的を合わせて狙う照準器。レーザーサイト同様、日本ゴム銃射撃協会の公式競技での愛用者は多い。レーザーサイトの場合、第三者にどこを狙っているのかバレるが、ダットサイトにはそれがない。また公式種目コインペンドラムなどの小さく動きが激しい標的の場合、レーザーサイトでの追尾はやり難く、こちらの方が相性が良い。
3号機は銃身長27cmのロングバレルタイプ。輪ゴムの通り道を避ける為、ダットサイトはホールドフックよりも後部に配置しなくてはならず、フレームを後に延長させる専用のマウントを装着しその上に搭載する。比較的小型なサイトを使用しても銃全長がサブマシンガンに匹敵するため、持ち運びがやや不便ではある。
■ショートバレルの実験機
銃身長12cmのショートバレルタイプ。2号機の銃身だけを挿し換えて作ったお試しモデル。一般的な輪ゴム(#16 内径38mm)を装填して飛ばすには、短すぎて十分な威力も精度も得られない。
見た目のバランスは作者的に好みなのだが、競技では使うにはやっぱり無理がある。
■作品紹介ムービー
『ベルクートmk-II』の射撃シーンや装填方法を動画に収めました。
↓
YouTube
ニコニコ動画
■手作り販売モデルYouTube
ニコニコ動画
4号機以降は完成後、オークションにて販売いたします。
※手作り品ですので、加工中についた小さな傷があったり、切り口の処理に(良く言えば)人の温もりがございます。 細かな部分が気になる方の入札はご遠慮頂くことをお勧めします。オークションでは「中古品」扱いにしております。
●落札御礼!
標準バレル・オープンサイトモデルのベルクートmk-II 4号機はコチラ。
↓
オークションは終了しました。
ご購入に関する詳細はコチラ。
↓
【KAZKIN2120製 作品販売ブース】
詳しい使用方法をお知りになりたい方はコチラ。
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【R.B.GUN オンラインマニュアル】
輪ゴム銃 輪ゴム鉄砲 ゴム銃 ゴム鉄砲 自作 DIY 製作 アルミ ステンレス 作り方 販売 銀狼 公式競技 ゴム銃競技 精密射撃 ベルクート mk-II シルバーウルフ Berkut KAZKIN2120 KAZKIN2120 R.B.GUN R.B.GUN
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Re:待っていました!
よりによって「ズルい」攻撃の直撃を受けたのが普段レーザーを使っていないNotchさんでしたね。お陰で僕は動揺せずに済みましたw
Re:素晴らしい!
ありがとうございます!
競技に参加し4年余で学んだ静標的用銃の持てるノウハウを注ぎ込んで設計された作品です。ただネックというか1挺作るのに要す時間が膨大なことが困った問題です^^;
競技に参加し4年余で学んだ静標的用銃の持てるノウハウを注ぎ込んで設計された作品です。ただネックというか1挺作るのに要す時間が膨大なことが困った問題です^^;
Re:無題
いくら精度が高くても狙いにくければ、結局は扱いにくい銃ということになるなぁと思い、このモデルではサイトの重要性を再認識し開発しました。その結果、レーザーサイトやダットサイトはやはり楽ちん。それに加えオープンサイトも無いのとあるのとでは大違いだということを気付かされました。「弘法でなくても結果が出せる筆」が究極でしょうかね。
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