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手作りメタル輪ゴム銃
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KAZKIN2120 R.B.GUNS
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KAZKIN2120 R.B.GUNSのアルミ製ゴム銃は
サッシメーカーから仕入れたアルミのフラットバーを使用しています。
あらかじめアルマイト処理またはメラ焼塗装されている材料なので
完成した銃のカラーバリエーションもシルバー系か白か黒でした。
こんな感じ
↓
で今回、以前からやりたかった着色アルマイトに挑戦しました。
アルミ生地材からパーツを切り出し、仕上げに陽極酸化処理で皮膜を作り
そこに色を染み込ませる感覚です。詳しくはググってください。
完成したのがこちら
↓
ディンゴアッシュ
- Blue Metallic Edition -
アルミの地の色のシルバーに染料の青が乗り
鮮やかなブルーメタリックに仕上がりました。
それではこんなアルマイト処理のやり方を、ざっくりご紹介します。
(けっこう大変です。)
▽
■用意するもの
・電解液から染料、封孔材、アルミ針金や鉛板、温度計まで他にも要る物がセットになって市販されているアルマイトキット(選んだのは『レッツ・アルマイトA』)
・車用のバッテリー ・バッテリー充電器 ・カセットコンロ ・ホーロー鍋 ・ステンレス鍋 ・容器類 ・洗うためのもの色々 他
トータルで2万円以上は掛かりました。これらを保管しておく場所を確保するのも大変。。
■電気を流す準備
加工を終えたパーツに洗浄・脱脂をして、アルミ線を括り付けます。組立用の穴を利用し、単にぶら下げておく程度ではなく、アルミ線を通したらクサビのようなものでずれないようしっかり固定します。で、それらを容器の上に乗せたアルミ棒に吊り下げクランプで固定。一方、鉛板もパーツと接触しないよう、容器の中へ。
■陽極酸化処理
パーツをたっぷりの電解液に浸したら、バッテリーからアルミ棒に(+)鉛板に(ー)を接続して電気を流します。
所要時間は30分。液の温度を20℃以下に保つため、保冷剤も用意(使いませんでしたが)。
パーツからも鉛板からも気泡が出てきます。出てこないパーツがあったら、それは失敗なので容器の中をしっかりチェック。
で、これをやっている間に、隣のカセットコンロで染料を溶いた水を鍋で温めておきます。50℃ぐらいとの事で、煮立たせるのは良くないらしい。
時間がきたらバッテリーを外し、パーツをよーく水洗いします。
■着色処理
洗ったらすぐ、染料液の中に浸します。50℃前後をキープするには、小まめに火をつけたり消したりしないとなりません。
ちなみに染料は様々な色が市販されています(ダイロンが有名)。今回用意したキットにも赤・青・黄・黒の染料が付属。調合すれば一通りの色が作れるはず。
たまに色をチェックしながら30分ほどで鍋から取り出しました。そんでまた水洗い。
■封孔処理
一旦さかのぼりますが、着色処理中に封孔液を用意。酢酸なのでスッパイ臭いがして咽せますw
着色処理の終盤はこの封孔液を入れたホーロー鍋を火にかけ沸騰する手前まで加熱してやります。
着色後に洗ったらパーツを今度は封孔液の中へ。90℃で15分間、ぐつぐつ煮てやります。完全に沸騰させないよう、やはり温度管理が必要です。
火や鍋を使いますが、料理というより科学の実験をしている感覚です。
■完成!
封孔処理後もまたよーく水洗い。ちょっとやそっとじゃ色が剥げることはないんですが、なんとなく慎重に扱ってしまいますw
初挑戦ということで、アタフタしながらの作業となりましたが、なんとか無事、綺麗に仕上がりました。手間と時間は掛かりますが、慣れれば難しいことはありません。それに何だか楽しい。
今までのアルミ製モデルは、表面処理済みの板を加工していたので、
切断面はアルミ生地がむき出しとなっていました。(黒でも断面は銀色)
今回のようにパーツ加工後に着色アルマイトを施すと、
当然ながら切断面まで同じ色に染め上がります。
この実験で品質の向上やカラーバリエーションなど、
今後につながる成果を得られました。
作品の幅を広げることが出来そうです。
レッツアルマイトA
・電解液から染料、封孔材、アルミ針金や鉛板、温度計まで他にも要る物がセットになって市販されているアルマイトキット(選んだのは『レッツ・アルマイトA』)
・車用のバッテリー ・バッテリー充電器 ・カセットコンロ ・ホーロー鍋 ・ステンレス鍋 ・容器類 ・洗うためのもの色々 他
トータルで2万円以上は掛かりました。これらを保管しておく場所を確保するのも大変。。
■電気を流す準備
加工を終えたパーツに洗浄・脱脂をして、アルミ線を括り付けます。組立用の穴を利用し、単にぶら下げておく程度ではなく、アルミ線を通したらクサビのようなものでずれないようしっかり固定します。で、それらを容器の上に乗せたアルミ棒に吊り下げクランプで固定。一方、鉛板もパーツと接触しないよう、容器の中へ。
■陽極酸化処理
パーツをたっぷりの電解液に浸したら、バッテリーからアルミ棒に(+)鉛板に(ー)を接続して電気を流します。
所要時間は30分。液の温度を20℃以下に保つため、保冷剤も用意(使いませんでしたが)。
パーツからも鉛板からも気泡が出てきます。出てこないパーツがあったら、それは失敗なので容器の中をしっかりチェック。
で、これをやっている間に、隣のカセットコンロで染料を溶いた水を鍋で温めておきます。50℃ぐらいとの事で、煮立たせるのは良くないらしい。
時間がきたらバッテリーを外し、パーツをよーく水洗いします。
■着色処理
洗ったらすぐ、染料液の中に浸します。50℃前後をキープするには、小まめに火をつけたり消したりしないとなりません。
ちなみに染料は様々な色が市販されています(ダイロンが有名)。今回用意したキットにも赤・青・黄・黒の染料が付属。調合すれば一通りの色が作れるはず。
たまに色をチェックしながら30分ほどで鍋から取り出しました。そんでまた水洗い。
■封孔処理
一旦さかのぼりますが、着色処理中に封孔液を用意。酢酸なのでスッパイ臭いがして咽せますw
着色処理の終盤はこの封孔液を入れたホーロー鍋を火にかけ沸騰する手前まで加熱してやります。
着色後に洗ったらパーツを今度は封孔液の中へ。90℃で15分間、ぐつぐつ煮てやります。完全に沸騰させないよう、やはり温度管理が必要です。
火や鍋を使いますが、料理というより科学の実験をしている感覚です。
■完成!
封孔処理後もまたよーく水洗い。ちょっとやそっとじゃ色が剥げることはないんですが、なんとなく慎重に扱ってしまいますw
初挑戦ということで、アタフタしながらの作業となりましたが、なんとか無事、綺麗に仕上がりました。手間と時間は掛かりますが、慣れれば難しいことはありません。それに何だか楽しい。
今までのアルミ製モデルは、表面処理済みの板を加工していたので、
切断面はアルミ生地がむき出しとなっていました。(黒でも断面は銀色)
今回のようにパーツ加工後に着色アルマイトを施すと、
当然ながら切断面まで同じ色に染め上がります。
この実験で品質の向上やカラーバリエーションなど、
今後につながる成果を得られました。
作品の幅を広げることが出来そうです。
レッツアルマイトA
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