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シンプル構造の単発銃『ジャッカル』(→銃の詳細記事)
使用する材料も殆ど3cm幅の板材で統一されており、
作りやすい設計になっています。
アルミではなくプラや木材でも多分問題ないかと。
使用工具はそれなりに必要となりますが、
DIY工作がお好きな方なら、これくらい朝飯前?
この記事はそんなDIY野郎な兄貴に捧げますw
《2010.8.12追記》
最も作り易いモデルは現在コチラになります。
【DIYチャレンジモデル『ディンゴ』 - DINGO -】
まずは図面ですよね。
今回は『銀狼』の時より、だいぶマシになってます。。
■組立完成図
↓印刷用PDFファイル
【ジャッカル図面1】
■パーツ構成図
↓印刷用PDFファイル
【ジャッカル図面2】
■材料
・アルミフラットバー
厚さ3mm幅30mm長さ165cm
・アルミLアングル
厚さ2mm15×20mm長さ30cm
・M4特皿ビス(ステンレス)
10mm×10個 7mm×2個
・M4ナベビス(ステンレス)
10mm×2個
・引きバネ(ステンレス)
外形5mm長さ30mm
これらは僕が使用した実例です。他の部材でも作れると思います。バネも輪ゴムで代用できます。強度の落ちる木や樹脂を使う場合、板厚を5mmにするとよいかと。またLアングルは翼状パーツの形成に使用しますが、翼部分が不要であれば他と同様に平板で問題ありません。
■使用工具類
・ドリル・サンダー(ディスクグラインダ)・バンドソー(または電動糸ノコ)・万力・プラスドライバー・カッター・定規・ドリルの刃(3.4mm, 4mm, 7mm, 12mm)・タップ(M4)・鉄ヤスリ・紙ヤスリ(#240~)・サンダーのペーパーディスク(#120~#320)・スプレー糊・両面テープ・シンナー・ウエス・etc...
■製作工程
1. 印刷したパーツ構成図を線に沿って30mm幅でカットし、スプレー糊でフラットバーに貼り付ける。
2. ドリルを使っての穴あけは、パーツが小さくなる程やり難くなります。なので切り出す前に、トリガーの飾り穴や、2枚対のパーツのうち1枚は先に穴をあけておくと楽です。ちなみにM4タップの下穴は3.4mm。
3. パーツの切り出し。バンドソー(卓上帯ノコ盤)や電動の糸ノコ盤を使います。3mm厚のアルミの場合、手持ち式の金ノコや糸ノコでは辛すぎますし、サンダーやジグソーも、細かいパーツの切り出しには不向きです。
4. メインフレーム、ウイング、グリップ、フォアグリップは左右対称の2枚一組。そこで両面テープで貼り合わせ、3.4mmのキリで穴を開け、片側(図の青丸側)を皿穴にし、M4のタップを通します。ズレないよう2ヶ所この加工をした時点で、仮にビスで固定しておくとよいです。
5. 小口の仕上げ。2枚対のパーツは重ね合わせたまま、サンダーで切り口を削り左右のズレがないように仕上げます。バレルなど単板のパーツも、バリや凸凹が無くなるように仕上げます。ツルツルになるまでやるには、けっこう根気が要ります。
6. 仮組み。パーツ構成図の青い線は、重なり合うパーツの線を示しています。両面テープを使いその線に沿って、各パーツを貼り合わせ、穴あけ、ネジ切りをして一旦、完全に組み上げてしまいます。
7. 分解して、板に張り付けた図や両面テープを剥がします。シンナーを染み込ませたウエスでゴシゴシとやっつけます。
8. 本組み。左写真のように、大別するとバレル部、機関部、グリップ部、フォアグリップ部となります。
(参考データ
総アルミパーツ数:16
総ビス数:14 バネ:1)
9. 擦り合わせ。組上げて、動きが渋い場合は、どこが干渉しているかを見極め適量削ります。リアフックの可動範囲=トリガーの引きしろ・戻りしろが足りない場合も適宜削ります。組立完成図をご参考下さい。くれぐれも削り過ぎにはご注意を。取り返しがつかなくなりますので^^;
10. そして完成。金属同士が擦れ合う箇所は、少量の潤滑油を。トリガーとフォアグリップの回転軸はナベビスを使用。重なり合う3枚の板のうち、両端がネジ穴、真ん中がバカ穴です。また最上部の2つのビス(長さ7mm)は、サラ頭側、先端側とも本体から出っ張るとゴムに干渉するので注意。
■チューニング
リアフックから放たれた輪ゴムは、銃の上端をなぞるようにして飛んでいきます。
左右どちらかに傾いていたり、無駄な凹凸があるとゴムの弾道に影響してしまいます。
均一かつ滑らかに仕上げると良いようです。
■カスタマイズ
EX1. 扱いやすさの改善。このジャッカルはグリップの厚さが9mmと薄く、ちょっと握り難いのが難点です。そこでもう少し厚みのある木材などを使い、立体的に削って作ると見違えるように使いやすくなりますよ。
画像は5mm厚のポリカーボネイト(乳白色)製のグリップ。
EX2. 見た目をアレンジ。肉抜きの穴を開けたり、使用上影響のない部分を切り落としたり、他にもペイント、デカール、エッチングなどを施してオリジナリティーを加えると、愛着が一層湧くことでしょう。
画像は銀狼のように穴ぼこだらけにしてみた例。
EX3. 機関部の改造。
よりゴムの弾道が安定するとされている“瞬間解放式”の『ジャッカル改』。リアフックをカットしビスを1ヵ所追加することで出来ます。
果たしてこれで実際に作ってみようという人はいるのかな・・・。
┐(´ー`;)┌
ゴム銃 ゴム鉄砲 DIY 製作 作り方
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いつもご苦労様です!
更新お疲れ様です!!!
設計図のアップほんとにありがとうございます!!
しかも今回はより一層詳しく解説してくださっていて助かります。
「プラジャッカル」の製作が来週ぐらいから始まりそうな予感がしてきましたww
「銀狼」より薄くて構造自体も簡単そうなので、今回はくじけずに頑張ってみたいと思います。
あとEX.2のヤツいいですね!!!
もう初めて「銀狼」を見てからああいう無骨で冷たそうなデザインが気に入ってしまいましたww
なぜこんなにも「ゴム銃」というものに魅入ってしまったのでしょうかねwww
単純に輪ゴムを発射するだけなのに、浪漫を感じずには入られないほどですw
P・S「プラジャッカル」が完成したら大会とかにも出てみようかなあ・・・なんて思ってますw
設計図のアップほんとにありがとうございます!!
しかも今回はより一層詳しく解説してくださっていて助かります。
「プラジャッカル」の製作が来週ぐらいから始まりそうな予感がしてきましたww
「銀狼」より薄くて構造自体も簡単そうなので、今回はくじけずに頑張ってみたいと思います。
あとEX.2のヤツいいですね!!!
もう初めて「銀狼」を見てからああいう無骨で冷たそうなデザインが気に入ってしまいましたww
なぜこんなにも「ゴム銃」というものに魅入ってしまったのでしょうかねwww
単純に輪ゴムを発射するだけなのに、浪漫を感じずには入られないほどですw
P・S「プラジャッカル」が完成したら大会とかにも出てみようかなあ・・・なんて思ってますw
Re:いつもご苦労様です!
どーもー^^
このジャッカルは、いろいろな人にDIYで作って貰いたいと思い、
設計そのものも単純構造にしました。
その上で、製作方法を載せたこの記事もなるべく詳しく書いてみました。
誰でも簡単に作れるものではないけど、
浪漫を胸に抱いて取り組める人なら、必ず作り上げることが出来るはず。
プラジャッカル製作、頑張ってくださいね^^
上手くいったら、今度はどんどんアレンジを加えて、
オリジナリティー溢れる銃に仕上げてみるのも面白いと思います。
僕も銀狼の製作以来、ゴム銃の魅力に取りつかれた一人ですw
12月14日に東京で大会がありますよ。
僕もこれから作るモノも含め、全ての銃持参で参加します。
クラフトマンシップに溢れる人たちが大勢いらしてとても楽しめます^^
このジャッカルは、いろいろな人にDIYで作って貰いたいと思い、
設計そのものも単純構造にしました。
その上で、製作方法を載せたこの記事もなるべく詳しく書いてみました。
誰でも簡単に作れるものではないけど、
浪漫を胸に抱いて取り組める人なら、必ず作り上げることが出来るはず。
プラジャッカル製作、頑張ってくださいね^^
上手くいったら、今度はどんどんアレンジを加えて、
オリジナリティー溢れる銃に仕上げてみるのも面白いと思います。
僕も銀狼の製作以来、ゴム銃の魅力に取りつかれた一人ですw
12月14日に東京で大会がありますよ。
僕もこれから作るモノも含め、全ての銃持参で参加します。
クラフトマンシップに溢れる人たちが大勢いらしてとても楽しめます^^
Re:すごい
そうですね。
確かに輪ゴム銃の世界の深さにハマっています^^
ジャッカルのようなアルミ製は軽くて丈夫なので、連発銃も作れると思います。
構造が複雑になり、その分、命中精度が落ちてしまうのですが、
もう少ししたら銀狼以来の連発銃製作も企んでいます。。
確かに輪ゴム銃の世界の深さにハマっています^^
ジャッカルのようなアルミ製は軽くて丈夫なので、連発銃も作れると思います。
構造が複雑になり、その分、命中精度が落ちてしまうのですが、
もう少ししたら銀狼以来の連発銃製作も企んでいます。。
夏休み工作
はじめまして。この夏に小学3年生の息子の夏休み工作で作りました。
図面及び作り方を公開してくださり有難うございます。
30mm幅のアルミ板などが売ってなくてA4サイズ板からの作成でした。
さすがに細かい所は私(父)が手伝いをしましたが
頑張って作っていました。
ウチにある糸ノコ盤だと3mm厚がムリだったので
2mm厚で製作しました。
薄いのでタップはせずに直接M4ステンでネジしました。
完成した時の息子の顔がとても印象的でした。
命中精度も息子が工作したにもかかわらず
とても良くて、設計がとても優秀なのだと実感しました。
本当に有難うございました。
追伸:フェンリル量産型を絶対買いたいです。
即売り切れそうでドキドキです。
図面及び作り方を公開してくださり有難うございます。
30mm幅のアルミ板などが売ってなくてA4サイズ板からの作成でした。
さすがに細かい所は私(父)が手伝いをしましたが
頑張って作っていました。
ウチにある糸ノコ盤だと3mm厚がムリだったので
2mm厚で製作しました。
薄いのでタップはせずに直接M4ステンでネジしました。
完成した時の息子の顔がとても印象的でした。
命中精度も息子が工作したにもかかわらず
とても良くて、設計がとても優秀なのだと実感しました。
本当に有難うございました。
追伸:フェンリル量産型を絶対買いたいです。
即売り切れそうでドキドキです。
Re:夏休み工作
はじめまして。
夏休みの工作の題材にして頂けたこと、とても嬉しく思います。
図面を公開しているのも、こうした記事を書いているのも、
作ってくれる方が居てくれることを願ってに他なりません。
ですので無事完成のご報告は製作者冥利に尽きます^^
糸ノコ盤は比較的安全な機械とは言え、
小学3年生でやってしまうなんてスゴイです。
アルミの切断は熱を持つし、バリで手を切ることもありますが、
大丈夫だったでしょうか^^; 少年期に自分でモノを作り、
その達成感を味わうことは大切な経験だと思います。
将来が楽しみですね。
P.S.フェンリルは需要がある限り、増産を繰り返しますから、
お気に召しましたら、きっと手にして頂けます。ご安心を。
販売開始まで、もう少しお待ちください(^^ゞ
夏休みの工作の題材にして頂けたこと、とても嬉しく思います。
図面を公開しているのも、こうした記事を書いているのも、
作ってくれる方が居てくれることを願ってに他なりません。
ですので無事完成のご報告は製作者冥利に尽きます^^
糸ノコ盤は比較的安全な機械とは言え、
小学3年生でやってしまうなんてスゴイです。
アルミの切断は熱を持つし、バリで手を切ることもありますが、
大丈夫だったでしょうか^^; 少年期に自分でモノを作り、
その達成感を味わうことは大切な経験だと思います。
将来が楽しみですね。
P.S.フェンリルは需要がある限り、増産を繰り返しますから、
お気に召しましたら、きっと手にして頂けます。ご安心を。
販売開始まで、もう少しお待ちください(^^ゞ
作り方で・・・
はじめまして。
いつもご苦労様です
1つ質問なんですが、「翼部分が不要であれば他と同様に平板で問題ありません」
というのは、横の長さが短い部分だけと言うことですか??
がんばって作るので教えてください
いつもご苦労様です
1つ質問なんですが、「翼部分が不要であれば他と同様に平板で問題ありません」
というのは、横の長さが短い部分だけと言うことですか??
がんばって作るので教えてください
Re:作り方で・・・
えと、このモデルは銃に翼が生えたようなデザインになっていまして、それにはL字型に折れ曲がった板を使っています。“パーツ構成図”一番下にある折り線のある部品です。
ただ、L字型の材料は手に入れにくい方も多いと思いますので、そうした場合、翼部分を無くせば他の部品に使う板と同じ材料でも作れます、、という意味です。分かりにくくてすみません。
具体的には、パーツ構成図一番下の2つの部品は折り線から上の部分だけでいいという事です。
ただ、L字型の材料は手に入れにくい方も多いと思いますので、そうした場合、翼部分を無くせば他の部品に使う板と同じ材料でも作れます、、という意味です。分かりにくくてすみません。
具体的には、パーツ構成図一番下の2つの部品は折り線から上の部分だけでいいという事です。
Re:無題
グリップの芯の前側の部分ですよね。仰る通り挟まっているだけで、挟む際に両面テープで固定してあります。
使用する材料が30mm幅に限定しているので、このようになっていますが、幅の制約がなければ、グリップの芯の前側と後ろ側とその上の板は一体にしたほうが簡単にできますよ。
使用する材料が30mm幅に限定しているので、このようになっていますが、幅の制約がなければ、グリップの芯の前側と後ろ側とその上の板は一体にしたほうが簡単にできますよ。
Re:無題
ネジ穴を作るための工具です。詳しくはwikiなどで検索して見て下さい。
タップはホームセンターで売っていますし、アルミ板にタップ加工をしないでナットを使っても良いかと思います。
タップはホームセンターで売っていますし、アルミ板にタップ加工をしないでナットを使っても良いかと思います。
Re:無題
この銃には翼のような部分があり、それに使う材料は平板ではなくLアングルとなっています。
そのLアングルに図を貼り付けるとき、紙を折り線で90°に折ってLアングルの内側に貼ります。
翼のような部分は飾りですので、なくてよければ、Lアングルではなく平板を使います。その場合、図の折り線から下は不要です。
そのLアングルに図を貼り付けるとき、紙を折り線で90°に折ってLアングルの内側に貼ります。
翼のような部分は飾りですので、なくてよければ、Lアングルではなく平板を使います。その場合、図の折り線から下は不要です。
無題
初めまして。
私は会社でCAD使っていてレーザーもあるので、「お!これなら出来る!」と思ったものの、寸法拾うのが結構きびしかったり^^;
大体でも出来るもんですかね?
それにしても凄いの一言!
子供の頃を思い出して楽しみます^^
私は会社でCAD使っていてレーザーもあるので、「お!これなら出来る!」と思ったものの、寸法拾うのが結構きびしかったり^^;
大体でも出来るもんですかね?
それにしても凄いの一言!
子供の頃を思い出して楽しみます^^
Re:無題
はじめまして^^
大体でも出来るかどうかですが、、トリガーやゴムを掛ける矢のようなパーツとその回りの部分は正確に作る必要があります。でそれ以外、、特にデザイン的な部分の線は適当でも問題ないかと思います。
現在公開している作品の中ではこれが一番作り易いのですが、僕にとっても2作目のゴム銃ですので、今思うと変更したい部分が多々あります。今度、工作向けモデルを設計してみようと思いました(^^ゞ
大体でも出来るかどうかですが、、トリガーやゴムを掛ける矢のようなパーツとその回りの部分は正確に作る必要があります。でそれ以外、、特にデザイン的な部分の線は適当でも問題ないかと思います。
現在公開している作品の中ではこれが一番作り易いのですが、僕にとっても2作目のゴム銃ですので、今思うと変更したい部分が多々あります。今度、工作向けモデルを設計してみようと思いました(^^ゞ
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