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2度目の挑戦となった公式競技大会で使用した『ウィーゼル』。
早くも来年の大会に備え、その後継モデルを作りました。
公式競技3種目を1つの銃でこなすには、
精密性と速射性を兼ね備えている必要があります。
初代の構造を見直し、その欠点を克服する事で、
初代の性能を凌駕するマークIIを作ろうという目論みです。
(設計コンセプトと製作の経緯は『鼬進化論』に記載。)
狙いどおりに、満足のいく銃が出来上がりましたよ。
まだ次の大会の日程も決まってないのに。
気が早過ぎたかもw
ヾ(´▽`;)ゝ
■架空の銃デザイン
性能重視を大前提としながらも、自分の相棒となるとっておきの一挺です。なので見た目のカッコ良さも妥協したくない、、といういつもの捨てられないコダワリが災いし、設計図作りはかなりの時間を要しました。
バレル上端の輪ゴムの射線と平行する線を使わないデザインにすることで、実銃にはないSFチックやファンタジックな雰囲気に仕立てたつもりですが、如何でしょう?
使用素材はステンレスシルバー発色のアルミフラットバーです。
■組立完成図
銃身長240mm
銃全長280mm
グリップは、面積やや広めの
角度寝かせずの直角寄り。
■パーツ構成図
バレル・メインフレーム他、主材料はアルミですが、トリガー・シア・リアフックの機関パーツはステンレス製。グリップはMDF合板を使用。
■機関部の仕組み
リアフックが跳ね上がるタイプの瞬間解放式です。シアは前後スライド式で、シア復帰(=トリガー復帰)とリアフック復帰を1つのバネが賄う構造。
『リカオン』と同じ機構です。
■高速装填補助装置
コインペンドラムという競技に欠くことのできない速射性。それを高める為の試行錯誤を繰り返した末、こんな仕組みを思いつきました。
リアフックのちょい後ろに位置する“アシストホイール”。
構造はたんなる空転する車輪のような物。
僕は輪ゴムを二本指で掛けるのですが、その際、ホールドグルーブ(前部のフック)に掛けた輪ゴムを後ろに引き伸ばすと、指がこのホイールに触れながら通過する事で、ゴムが指から離れ自動的にリアフックに引っ掛かっているという仕組み。これにより、視線を標的から離す時間を減らす事ができ(ブラインド装填)、素早く発射態勢に持ち込めるという寸法です。
試し撃ちでは1分間に40発(1.5秒に1発)を撃つ事ができました。もっともそこまで急ぐと命中率は大分落ちますが^^; マークIIに進化したウィーゼルは、この速射性が最大の武器です。あとは射手のスキルをどうにかせねばw
初代『ウィーゼル』は成り行きから公式競技三種目に使用したのですが、このマークIIは端から三種目対応の万能型銃というコンセプトで設計しました。MBやFSの静標的精密射撃に問題のない精度は初代と同様に有しています。あとは射手のスキルを(ry
「黒鼬」と「銀鼬」
トータルで性能の底上げに成功したマークII。
でも初代は下軸式トリガーや独特の発射機構など
工夫を凝らした構造だったんですよ。そりゃぁ苦労もしたサ。
やはり“競技仕様”を追求していくと、結局はセオリーに習い
オーソドックスな構造にするのが賢明って事なのかもしれない。
いささか真剣なゴム銃作りに時間を費やし過ぎたようです。
ぼちぼち遊び心でふざけたゴム銃作りして英気を養う頃合いかも。。
f(´ー`;)
この銃のゴム装填の方法や射撃訓練の様子を収めた動画はこちら
↓
YouTube
ニコニコ動画
輪ゴム銃 輪ゴム鉄砲 ゴム銃 ゴム鉄砲 DIY 製作 作り方 図面 競技 設計図
性能重視を大前提としながらも、自分の相棒となるとっておきの一挺です。なので見た目のカッコ良さも妥協したくない、、といういつもの捨てられないコダワリが災いし、設計図作りはかなりの時間を要しました。
バレル上端の輪ゴムの射線と平行する線を使わないデザインにすることで、実銃にはないSFチックやファンタジックな雰囲気に仕立てたつもりですが、如何でしょう?
使用素材はステンレスシルバー発色のアルミフラットバーです。
■組立完成図
銃身長240mm
銃全長280mm
グリップは、面積やや広めの
角度寝かせずの直角寄り。
■パーツ構成図
バレル・メインフレーム他、主材料はアルミですが、トリガー・シア・リアフックの機関パーツはステンレス製。グリップはMDF合板を使用。
■機関部の仕組み
リアフックが跳ね上がるタイプの瞬間解放式です。シアは前後スライド式で、シア復帰(=トリガー復帰)とリアフック復帰を1つのバネが賄う構造。
『リカオン』と同じ機構です。
■高速装填補助装置
コインペンドラムという競技に欠くことのできない速射性。それを高める為の試行錯誤を繰り返した末、こんな仕組みを思いつきました。
リアフックのちょい後ろに位置する“アシストホイール”。
構造はたんなる空転する車輪のような物。
僕は輪ゴムを二本指で掛けるのですが、その際、ホールドグルーブ(前部のフック)に掛けた輪ゴムを後ろに引き伸ばすと、指がこのホイールに触れながら通過する事で、ゴムが指から離れ自動的にリアフックに引っ掛かっているという仕組み。これにより、視線を標的から離す時間を減らす事ができ(ブラインド装填)、素早く発射態勢に持ち込めるという寸法です。
試し撃ちでは1分間に40発(1.5秒に1発)を撃つ事ができました。もっともそこまで急ぐと命中率は大分落ちますが^^; マークIIに進化したウィーゼルは、この速射性が最大の武器です。あとは射手のスキルをどうにかせねばw
初代『ウィーゼル』は成り行きから公式競技三種目に使用したのですが、このマークIIは端から三種目対応の万能型銃というコンセプトで設計しました。MBやFSの静標的精密射撃に問題のない精度は初代と同様に有しています。あとは射手のスキルを(ry
トータルで性能の底上げに成功したマークII。
でも初代は下軸式トリガーや独特の発射機構など
工夫を凝らした構造だったんですよ。そりゃぁ苦労もしたサ。
やはり“競技仕様”を追求していくと、結局はセオリーに習い
オーソドックスな構造にするのが賢明って事なのかもしれない。
いささか真剣なゴム銃作りに時間を費やし過ぎたようです。
ぼちぼち遊び心でふざけたゴム銃作りして英気を養う頃合いかも。。
f(´ー`;)
この銃のゴム装填の方法や射撃訓練の様子を収めた動画はこちら
↓
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かっこいいですね
銃身の高さを押さえたデザインがかっこいいですね。
ただ、銃身高を下げると、トリガーの軸から上が短くなり、結果として回転角を大きく取らなくてはならなくなりがちですね。
ここが私にとって頭の痛い問題で、ついつい複雑な機構にしてしまう原因です。
金属銃だと、木製と違って、スライドシアの移動量をつめることができるので、そこに頼るという手もありますが。
いずれにせよ、デザインにこだわると、技術的な課題も増えてむずかしいですが、そこを何とかやりくりするのが面白いんですよね。
ただ、銃身高を下げると、トリガーの軸から上が短くなり、結果として回転角を大きく取らなくてはならなくなりがちですね。
ここが私にとって頭の痛い問題で、ついつい複雑な機構にしてしまう原因です。
金属銃だと、木製と違って、スライドシアの移動量をつめることができるので、そこに頼るという手もありますが。
いずれにせよ、デザインにこだわると、技術的な課題も増えてむずかしいですが、そこを何とかやりくりするのが面白いんですよね。
Re:かっこいいですね
そうなんですよね。
トリガーストロークを小さめに抑えつつ、シアのスライド量を稼ぐには、トリガーの軸上を出来るだけ長くしたいところです。
今回の作品では、シアがリアフックに2mmほどしか掛かっていません。安定動作に不安もあったのですが、ステンレス製にした事でどうやら問題なく動作してくれています(^^ゞ
デザインと機関部の構造、そして輪ゴムの掛け易さ、、すべてが完璧だと思える銃が出来るまで今後も楽しく研究していきたいと思います^^
トリガーストロークを小さめに抑えつつ、シアのスライド量を稼ぐには、トリガーの軸上を出来るだけ長くしたいところです。
今回の作品では、シアがリアフックに2mmほどしか掛かっていません。安定動作に不安もあったのですが、ステンレス製にした事でどうやら問題なく動作してくれています(^^ゞ
デザインと機関部の構造、そして輪ゴムの掛け易さ、、すべてが完璧だと思える銃が出来るまで今後も楽しく研究していきたいと思います^^
無題
some of us cant read jap and we really would like it if u can translate it in to english? alot of people wants to buy it
Re:無題
Sales are only Japan because I cannot speak English, sorry.
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