Over Boost !?　よくある質問 [Q&A]

A:　金属を加工するには、それなりの電動工具や工作機械がないと極めて困難です。それらをまず揃える費用を考えると気軽に始められるものではなく、お薦めはできません。慣れずに工具を扱うと怪我や火傷を負う場合もあります。
↓最も簡単なモデルを手軽な工具で作った例をご覧いただき、各自でご判断ください。【ディンゴ製作記】

Q:　DIY上級者ですがメタル輪ゴム銃製作に必要なものは？

A:　最低限必要な工具は卓上バンドソー（切断）、ディスクグラインダ（切削・研磨）、充電式ドリル（穴加工）の３つです。また騒音や粉塵が激しいので、家の中以外の製作場所も必要かと思います。

Q:　実際に作っているところを見せて！

A:　↓こちらにて製作シーンの動画を公開しております。宜しければご覧ください。
　　【メタル輪ゴム銃の製作動画】

Q:　『シルバーウルフ』を作ろうと思ったキッカケは？

A:　旅先のみやげ屋さんでみつけた木製のゴム銃に感動したのがキッカケです。金属を扱う仕事をしている事もあり、「フルメタルなのに弾は輪ゴムの銃」がもしあったら面白いだろうと思い立ち、構想を練りました。男のロマンを随所に散りばめた結果、ムダ装備が満載に。そうして完成したのが『シルバーウルフ』です。

Q:　ゴム銃作りにハマった理由は？

A:　『シルバーウルフ』完成後に初めて訪れた日本ゴム銃射撃協会の射撃大会で、これまでゴム銃に抱いていた“輪ゴムを飛ばすたんなる玩具”という常識が覆されました。命中精度や扱いやすさを追求した銃で挑む公式競技3種目。高みを目指すには製作技術、射撃センス、精神力が求められます。これほどまでに奥が深いとは…、ゴム銃恐るべし。。気付いた時にはすっかり夢中になっていました。

Q:　ゴム銃の魅力とは？

A:　発射機構やデザインを“考える楽しさ”に始まり、材料を揃え工具を駆使して“作る楽しさ”、完成したら射撃して“遊ぶ楽しさ”があります。ゼロから作るゴム銃だからこその魅力と言えましょう。100円ショップで揃う材料と工具でも立派なゴム銃は作れますし、追求すればさらに凄いものが作れるという、あらゆるスキルの人もカバーする領域の広さがあります。物作りが好きな人に趣味としてぜひお薦めします。

Q:　普段何をしている人なのか？

A:　本業は鋼製建具屋です。主に現場でサッシの取付工事を行う職人をしていますが、工場で各種ドア・サッシ枠などの製作もしています。金属加工は日常的なので、メタルゴム銃作りに必要な材料や工具もそこら辺にあるという環境です。業務の性質上、必要以上の精密性より作業効率を重んじる節があり、それがゴム銃作品にも顕著に表れていますｗ

Q:　メタル輪ゴム銃は銃刀法違反なのでは？

A:　銃刀法　第22条の２ではこうあります。
何人も、模造けん銃（金属で作られ、かつ、けん銃に著しく類似する形態を有する物で内閣府令で定めるものをいう。以下この項において同じ。）を所持してはならない。　
　金属製ゴム銃の場合“けん銃に著しく類似する形態”かどうかになりますが、これについて警視庁のウェブサイトでは「一般の人の注意力では、その形態が本物のけん銃と区別できない程度のもの」と記されています。念のため警視庁　組織犯罪対策第五課　銃器薬物対策第一係に問い合わせてみたところ、誰もが本物の銃だと思ってしまうような外観で、例えば強盗が本物に見せかけ脅しの道具として使うような外観でなければ大丈夫とのことでした。

項目は随時追加予定。

2010/03/19 (Fri) ・よくある質問 [Q&A] Comment(2)