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3DCGソフト『Shade』による、オリジナルのアーマードコア(ロボット)の製作記。
えっと、この自作ACの妄想による設定です。
舞台はAC4やACfAと同じ世界。
時代は国家解体戦争前後あたりで。
外伝っぽくしたかったのですが、本編と辻褄が合わない部分あるかも(^^ゞ



[+]





知られざる1機のAC。
それを開発したある零細企業の物語。





■混沌がもたらす特需
 国家解体戦争以前、破綻を来たす世界情勢の中にありながら、古き時代からの町工場が軒を連ねるこの町は活気を帯びていた。それは数量至上の戦争形態が兵器の大量生産大量消費を促し、巨大企業といえど兵器生産の末端は外注に頼らざるを得ず、政府もまた国防に関する公共事業の一部を民間に委ねており、これらの受注で工場の生産ラインは常にフル稼働の状態にあったからだ。
 『梅屋敷工業所(現U.M.E.)』はAC用制御装置の製造で、精度と安定性の優れた製品の供給で信頼を得ていた企業である。

■急暴落する既存兵器の価値
 突如勃発した国家解体戦争。それは町工場にとって青天の霹靂となった。瞬く間に戦争を終焉に導いた“ネクスト”ACの台頭。その圧倒的な戦力はこれまでの主たる兵器の価値を無に等しいものに押し下げた。戦勝者となった巨大企業はコジマ技術を駆使した高性能なネクスト機体の開発・生産・保有に躍起になるばかりで、在来のACを“ノーマル”と位置づけ、戦争を境に生産量を大幅に削減したのである。
 そしてそのシワ寄せは末端の町工場を直撃した。製品単価の下落や受注停止により採算が合わず多くの工場が窮地に追い込まれることとなった。

■ベンチャーレボリューション
 国家解体戦争の翌年。コジマ技術を占有する巨大企業と、切り捨て同然の扱いに喘ぐ下請企業との軋轢は深まる一方であった。そんな中、ある計画が立ち上がる。その内容はAC用パーツ製造の一下請企業に過ぎない『梅屋敷工業所』が自らの技術でACの生産を行うというものであった。───「ネクストに匹敵するACをコジマ技術を用いずに開発する。」無謀とも思える挑戦であったが、存続の危機に瀕していた近隣の工場もこの計画に賛同。一気に実現に向けたインフラが整い、開発がスタートした。

■漲る下請工場の底力
 この新型ACの製造にあたり彼らが掲げたスローガンが“環境に優しい兵器”である。これは言うまでも無く、コジマ粒子による深刻な地球汚染を危惧する社会の流れに沿ったものだが、コジマ技術を持たざる者の詭弁ともとれる。しかし事実、一般市民を味方につけ、開発に携わるエンジニア達の士気をも高めた。
 更に伝統ある町工場がひしめくこの地区は巨大企業でさえ持ち得ない、優れた職人達とそれによる卓越した技術の宝庫であった。

■職人魂を宿した機体
 この新型ACの大まかな設計プランはこうである。下請として長年培ったノウハウを元に、一般的なノーマルACに用いられている在来の機体構造をベースとし、各パーツごとに徹底した設計の見直しを行い、トータルの性能を限界まで底上。つまり最新鋭の技術は無くとも職人技を集結させる事で、ネクストにも十分対抗しうる機体を生産することが可能であるという考案であった。
 かくして零細企業自らの未来を託したACは、着工から6ヶ月という短期間で完成に至る。この資料は製品PR・宣材用として作成されたものと思われる。



■町工場の夢を乗せて
 完成後、機体データを実測する為のトライアルが幾度となく行われた。開発に携わったエンジニア達の眼前で、官能的なまでのエグゾーストノートを轟かせ飛翔し、華麗に空を舞ってみせた。その姿はこれまでの“ノーマル”とは全く別次元の運動性能を有している事を証明していた。沸き上がる歓喜の渦。しかし誰一人として“ネクスト”をも凌駕しているのかを知る者は居なかった。

 十分な実測データと量産の目処を持し『梅屋敷工業所』は社名を『U.M.E.』と改める。そして生産の受注を得ようと巨大企業相手に売込みを開始した。だが先方の反応は彼らの期待とはかけ離れたものだった。「コジマ技術無くして戦争は出来ない。」巨大企業同士の間で高まりつつある緊張状態の中、当事者たちは環境汚染の事など全く度外視していたのである。


 結局、このACは企業に属さない幾つかの武装勢力に数機ほど配備されただけに留まる。そして終に歴史の表舞台に姿を現す事はなかった。

《完》


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