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日本ゴム銃射撃協会の公式競技のうちの2種目、
静標的射撃の「マッチボックス(MB)」と「フライシュート(FS)」。
これらは熾烈な上位争いにおいて1度のミスさえ痛手となる。
そんな状況下で全幅の信頼を寄せられる相棒が
3年ぶりのフルモデルチェンジで更なる進化を遂げた。
『グリフォンmk-II』
G R I F F O N mk-II
弊社精密射撃モデルの頂点に君臨するべく開発された最新鋭機。
命中精度、操作性、美しさ、、そのすべてが新たなベンチマークを打ち立てる──。
▽
■主要諸元
瞬間解放式単発銃
重量:約620g(電池を含む)
銃身長:275mm
銃全長:345mm
銃全高:120mm
使用素材:
・アルミ形材(銃身)
・アルミ平板(フレーム類)
・ステンレス平板(トリガー・フック・フレーム類・他)
・MDF板(グリップ)
ふんだんにステンレスを使用したため、競技用の単発銃としては異例の重さとなっている。
開発には構想・設計1ヶ月、製作1ヶ月もの期間を要した。
初代グリフォン(写真:上)の機能性とベルクート(写真:下)のデザイン性を併せ持ち、作者自身の専用銃としてゴム銃射撃競技での運用を想定し開発されたプレミアム・ワンオフモデル。
■機関部の仕組み
初代同様、スライドパーツを介す瞬間解放式。トリガー復帰とホールドフック復帰を1つのバネが担う“モノ・スプリング構造”。レーザーを操作するトリガープル前半はマイクロスイッチが微弱なトリガー復帰力にもなっている。
輪ゴムが銃身の上に乗る方式は、後部のホールドフックが照準の際の遮蔽物となり狙いにくい欠点があるが、抜群の精度と集弾率を誇る。
■複雑な内部構造
ホールドフック、スライドパーツとその周囲のセンターに位置する部品はすべて3mm厚のステンレス製。その両側に1.5mm厚のステンレス製インナーフレーム、さらにその両側に3mm厚のアルミ製メインフレームという5層構造。トリガーは5mm厚のステンレス製。トリガーガードは6mmのアルミ製。
ややこしくて設計の最中、たびたび頭が混乱に陥るw
そして発射機構とは別にレーザーサイトの為の電子部品の配置と配線の取り回しがさらに内部を複雑にしてくれている。特にグリップ内部は2つのスイッチと電池がひしめき合い、市販の電池ケースを使用する余裕がなく端子などを自作する羽目に。
レーザー発光部は、ホールドピンから離れない位置にした方が、射程距離の変化による弾道と光軸のズレが生じにくい。そこで初代同様、ホールドピン直下にレーザー発光モジュールを設置。断面が長丸の銃身パーツの内側に丁度良く収まっている。
■プレミアムなグリーンレーザー
レーザーサイトを使用せず、装填した輪ゴムのラインを読み取り照準を合わせる通常の射撃も行えるよう、トリガー連動スイッチに加えメインスイッチも設けた。競技時に「レーザーなんか無くたって」ということを証明したい場合はOFFにすればよい。ただし逆効果もあり得るw
メインスイッチのON時はインジケーターランプもレーザー同様の緑色に点灯する。
メインスイッチのON時、トリガーを少し引くとレーザーが照射される。グリーンのポイントを標的に合わせさらにトリガーを引くと輪ゴムが命中する寸法だ。ただし、レーザーのポイントは10m先でも楽に到達するが、輪ゴムの有効射的距離は長くても3m程度。そもそもレーザーサイト搭載ゴム銃っていう存在自体、オーバースペックというべきか。。
使用する電池には3Vの電圧が必要で、容量(Ah)が大きく、本体は小さいものが必要だったので、CR123Aというデジカメで使われている電池を採用。この電池はお高いのが欠点^^;
また交換のし易さも考慮。底板のネジを外すと内蓋を押しのけ電池が飛び出てくる。
■すべては競技で勝つために
公式競技2種目(MBとFS)でパーフェクトを出すには、輪ゴムが狙ったところに100%命中する精度の銃であることが必要最低限の条件となる。そこで銃を万力で固定し、2mの射程距離から命中点にズレがないかを検証。前後のフックをヤスリで微量に削りながら最終調整を行う。
グリップは、これまでいつくもの競技用モデルを手掛ける中で導き出した自分にとって最も手に馴染む形状。620gもの重さだが程よい重量バランスも相まって、思わず手に取りたくなる握り心地のよい銃に仕上がった。
一回り大きい初代の重量が475gということからも、このMk-IIはギュッと中身が詰まっているのが解る。
■初代を超えるという使命
初代は3年間の戦役で申し分のない戦果を上げた傑作機だった。
死角の無いその銃が世代交代に至った真相は、作者の美学にそぐわなくなったからというw
日本ゴム銃射撃協会がテレビ番組等に取り上げられる機会の多さから、
絵ヅラが悪い腰だめスタイルを脱却、華麗なる射撃を披露することを念頭にmk-IIは開発された。
中身だけではダメ。見た目だけでもダメ。
両方を高い次元で実現することがこの銃に課せられた使命なのである。
■作品紹介ムービー
『グリフォンmk-II』の射撃シーンや装填方法を動画に収めました。
■掲載一覧
『週刊誌フライデー』6月19日号「タダ動画」
『夕刊ニコニコニュース』~6月5日版~
『GIGAZINE』輪ゴムを狙ったところに確実に当てるレーザー照準搭載のゴム銃「グリフォンmk-Ⅱ」
『ITmedia ガジェット』ナニコレ:レーザーサイト付きで百発百中 「本気すぎるゴム銃」話題に
輪ゴム銃 輪ゴム鉄砲 ゴム銃 ゴム鉄砲 自作 DIY 製作 作り方 販売 単発 競技用 ゴム銃競技 グリフォン GRIFFON mk-II 銀狼 シルバーウルフ KAZKIN2120 KAZKIN2120 R.B.GUN R.B.GUN
瞬間解放式単発銃
重量:約620g(電池を含む)
銃身長:275mm
銃全長:345mm
銃全高:120mm
使用素材:
・アルミ形材(銃身)
・アルミ平板(フレーム類)
・ステンレス平板(トリガー・フック・フレーム類・他)
・MDF板(グリップ)
ふんだんにステンレスを使用したため、競技用の単発銃としては異例の重さとなっている。
開発には構想・設計1ヶ月、製作1ヶ月もの期間を要した。
初代グリフォン(写真:上)の機能性とベルクート(写真:下)のデザイン性を併せ持ち、作者自身の専用銃としてゴム銃射撃競技での運用を想定し開発されたプレミアム・ワンオフモデル。
■機関部の仕組み
初代同様、スライドパーツを介す瞬間解放式。トリガー復帰とホールドフック復帰を1つのバネが担う“モノ・スプリング構造”。レーザーを操作するトリガープル前半はマイクロスイッチが微弱なトリガー復帰力にもなっている。
輪ゴムが銃身の上に乗る方式は、後部のホールドフックが照準の際の遮蔽物となり狙いにくい欠点があるが、抜群の精度と集弾率を誇る。
■複雑な内部構造
ホールドフック、スライドパーツとその周囲のセンターに位置する部品はすべて3mm厚のステンレス製。その両側に1.5mm厚のステンレス製インナーフレーム、さらにその両側に3mm厚のアルミ製メインフレームという5層構造。トリガーは5mm厚のステンレス製。トリガーガードは6mmのアルミ製。
ややこしくて設計の最中、たびたび頭が混乱に陥るw
そして発射機構とは別にレーザーサイトの為の電子部品の配置と配線の取り回しがさらに内部を複雑にしてくれている。特にグリップ内部は2つのスイッチと電池がひしめき合い、市販の電池ケースを使用する余裕がなく端子などを自作する羽目に。
レーザー発光部は、ホールドピンから離れない位置にした方が、射程距離の変化による弾道と光軸のズレが生じにくい。そこで初代同様、ホールドピン直下にレーザー発光モジュールを設置。断面が長丸の銃身パーツの内側に丁度良く収まっている。
■プレミアムなグリーンレーザー
レーザーサイトを使用せず、装填した輪ゴムのラインを読み取り照準を合わせる通常の射撃も行えるよう、トリガー連動スイッチに加えメインスイッチも設けた。競技時に「レーザーなんか無くたって」ということを証明したい場合はOFFにすればよい。ただし逆効果もあり得るw
メインスイッチのON時はインジケーターランプもレーザー同様の緑色に点灯する。
メインスイッチのON時、トリガーを少し引くとレーザーが照射される。グリーンのポイントを標的に合わせさらにトリガーを引くと輪ゴムが命中する寸法だ。ただし、レーザーのポイントは10m先でも楽に到達するが、輪ゴムの有効射的距離は長くても3m程度。そもそもレーザーサイト搭載ゴム銃っていう存在自体、オーバースペックというべきか。。
使用する電池には3Vの電圧が必要で、容量(Ah)が大きく、本体は小さいものが必要だったので、CR123Aというデジカメで使われている電池を採用。この電池はお高いのが欠点^^;
また交換のし易さも考慮。底板のネジを外すと内蓋を押しのけ電池が飛び出てくる。
■すべては競技で勝つために
公式競技2種目(MBとFS)でパーフェクトを出すには、輪ゴムが狙ったところに100%命中する精度の銃であることが必要最低限の条件となる。そこで銃を万力で固定し、2mの射程距離から命中点にズレがないかを検証。前後のフックをヤスリで微量に削りながら最終調整を行う。
グリップは、これまでいつくもの競技用モデルを手掛ける中で導き出した自分にとって最も手に馴染む形状。620gもの重さだが程よい重量バランスも相まって、思わず手に取りたくなる握り心地のよい銃に仕上がった。
一回り大きい初代の重量が475gということからも、このMk-IIはギュッと中身が詰まっているのが解る。
■初代を超えるという使命
初代は3年間の戦役で申し分のない戦果を上げた傑作機だった。
死角の無いその銃が世代交代に至った真相は、作者の美学にそぐわなくなったからというw
日本ゴム銃射撃協会がテレビ番組等に取り上げられる機会の多さから、
絵ヅラが悪い腰だめスタイルを脱却、華麗なる射撃を披露することを念頭にmk-IIは開発された。
中身だけではダメ。見た目だけでもダメ。
両方を高い次元で実現することがこの銃に課せられた使命なのである。
■作品紹介ムービー
『グリフォンmk-II』の射撃シーンや装填方法を動画に収めました。
↓
YouTube
ニコニコ動画
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ニコニコ動画
■掲載一覧
『週刊誌フライデー』6月19日号「タダ動画」
『夕刊ニコニコニュース』~6月5日版~
『GIGAZINE』輪ゴムを狙ったところに確実に当てるレーザー照準搭載のゴム銃「グリフォンmk-Ⅱ」
『ITmedia ガジェット』ナニコレ:レーザーサイト付きで百発百中 「本気すぎるゴム銃」話題に
輪ゴム銃 輪ゴム鉄砲 ゴム銃 ゴム鉄砲 自作 DIY 製作 作り方 販売 単発 競技用 ゴム銃競技 グリフォン GRIFFON mk-II 銀狼 シルバーウルフ KAZKIN2120 KAZKIN2120 R.B.GUN R.B.GUN
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Re:無題
3年間使い馴染んだものを変えるわけで、スコアは落ちると思われます。 いずれにせよMBとFSでパーフェクト出してもてっぺんは取れないというw
ニコニコ動画は2年ぶりぐらいに投稿したんですが、どういう訳かやたら再生数が伸びてますね。なんかのまとめサイトで載ってたとか?
ニコニコ動画は2年ぶりぐらいに投稿したんですが、どういう訳かやたら再生数が伸びてますね。なんかのまとめサイトで載ってたとか?
Zuma2のゴム銃は化け物か?
というセリフが出てきそうな素晴らしい出来ですね。
色もそんな感じだし。
バレルの左右の溝とかに色つきの塩ビボードとかでカラーラインを入れても面白そうですね。
いやー、実物、早く見たい!!
色もそんな感じだし。
バレルの左右の溝とかに色つきの塩ビボードとかでカラーラインを入れても面白そうですね。
いやー、実物、早く見たい!!
Re:Zuma2のゴム銃は化け物か?
通常の3倍の重さですw
なるほど。どうせ電池仕込んでるんだからそのサイドラインをLEDで光らせるのも、若干スペースに余裕があり可能かも。しかし見た目に変化を与えるアクセントはなかなか難しく慎重になりますね。この露出した赤いケーブルも「メカっぽくていい」という意見あれば「ダサい」「なんとかならなかったのか?」という声もあり。
実のところ今回は自分が扱う銃なので、手堅くまとめてるんですよね。グリフォンの性能とベルクートの意匠性、過去に実証したものを再構築した作品です。
次は失敗しても構わない真新しいものに取り組みたいですわ(^^ゞ
なるほど。どうせ電池仕込んでるんだからそのサイドラインをLEDで光らせるのも、若干スペースに余裕があり可能かも。しかし見た目に変化を与えるアクセントはなかなか難しく慎重になりますね。この露出した赤いケーブルも「メカっぽくていい」という意見あれば「ダサい」「なんとかならなかったのか?」という声もあり。
実のところ今回は自分が扱う銃なので、手堅くまとめてるんですよね。グリフォンの性能とベルクートの意匠性、過去に実証したものを再構築した作品です。
次は失敗しても構わない真新しいものに取り組みたいですわ(^^ゞ
Re:無題
そうでしたか(^^ゞ
GIGAZINEさんにも紹介されてさらに勢いづいてますが、すぐに下火になることも過去の経験からよく存じておりますw
GIGAZINEさんにも紹介されてさらに勢いづいてますが、すぐに下火になることも過去の経験からよく存じておりますw
急な質問で申し訳ないのですが
ご無沙汰しております。
今度、初の試みであるレーザーサイト搭載の競技銃を作ろうと考えております。その内部構造ですが、グリフォンmk-IIのものを参考にさせて頂いても大丈夫でしょうか?
ちなみにですが、レーザーモジュールは初代グリフォンと同じ薄型のを使う予定です。
今度、初の試みであるレーザーサイト搭載の競技銃を作ろうと考えております。その内部構造ですが、グリフォンmk-IIのものを参考にさせて頂いても大丈夫でしょうか?
ちなみにですが、レーザーモジュールは初代グリフォンと同じ薄型のを使う予定です。
Re:急な質問で申し訳ないのですが
もちろん大丈夫ですよー。組み込んだ後、光軸を十分調整できるよう余裕のある造りにしたほうがいいですぜ^^
制作
こんにちは いつも見させていただいているものです。
去年、ディンゴを参考に、作らせていただいたのですが、今年も作ろうと思っています。
作るときの材料に、金属以外でおすすめのものはありますか もしあれば教えていただけませんか
長文失礼いたしました
去年、ディンゴを参考に、作らせていただいたのですが、今年も作ろうと思っています。
作るときの材料に、金属以外でおすすめのものはありますか もしあれば教えていただけませんか
長文失礼いたしました
Re:制作
こちらは金属専門なので他の材料で作ったことがあまりなく、何がオススメか正直わかりませんが、アガチスという木材は加工しやすかったです。樹脂素材ですと手に入れやすいアクリルで作るのも良いかと思います。
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